シンプル褒められ服研究日記。時々防災。

アラフォーの人妻が勝手気ままに更新しています

災害経験を子供たちに伝える大切さ

Yahoo!ネット募金から九州豪雨災害の募金に参加しました。少しでもお役に立つことができれば…と願っております。

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私が住んでいる地域でも約10年前に大雨による水害が起こりました。当時はまだ一人目の子供は赤ちゃんだったので、まずミルクや離乳食など子供の食事をどうしようかと必死になっていた記憶があります。

幸いにも我が家の場合、水道とネットが止まる程度の被害でした。まず子供のミルクはミネラルウォーターを沸かして作り、離乳食は市販のベビーフードで乗り切りました。あと近所のスーパーは普段通り営業していたので、大人の食事はインスタントや総菜などで乗り切りました。食器は洗う事ができないので紙皿や紙コップ、割りばしを使い捨てで使いました。

手が流水で洗えなかったので、使い捨ての手袋を使ったり水無しで消毒できるキレイキレイのハンドジェルなどを使いました。食中毒は絶対に起こしたくなかったので、衛生面にはとても慎重になった記憶があります。


 

大きな問題はトイレとお風呂、そして洗濯でした。まずトイレは、お風呂の残り湯を使って毎回流しました。お風呂の残り湯は、時間が経つにつれて段々臭いが強くなっていったので「風呂水ワンダー」のような風呂水洗浄剤を入れておくとしばらくはマシだったかもしれません。

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あと、お風呂は赤ちゃん用の手拭きシートやウエットシートなどで身体を拭いた記憶があります。ただ、頭が洗えなかったのでなかなかスッキリした気持ちにはなれなかったですね。


 

あと洗濯もできないので服にファブリーズを吹いて、少しでもニオイが目立たないようにしていた記憶があります。せめて下着類だけでも洗いたかったので、今振り返れば比較的少ない水で洗えるコンパクトな洗濯機を持っておいても良かったかもしれません。


 


 

その後、義実家の水道が徐々に出るようになったので、義実家でお風呂と洗濯をお願いさせてもらいました。その後、我が家の水道も復旧したのでやっと元の生活に戻れたという記憶があります。

これまで当時の水害の事について子供達にはあまり話していなかったのですが、子ども達が大きくなるにつれて私達の実体験を伝える大切さを感じるようになってきました。本やネット上の文字や映像だけでは伝わりにくい体験談は非常に貴重です。防災道具を見直しつつ、子供達に当時の被害やどのように対策したのかなど話してみようと思います。