先日、近しい方が逝去され、お悔やみに向かいました。
その時は慌てて身の回りにあるものを身に着けて、お通夜前にお悔やみに駆け付けたのですが、振り返ってみると微妙にちぐはぐな服装だったと反省しています。
そこで今回は、「これを揃えておけば慌てずに、先方様にも失礼なく弔問できる」と考えたアイテムをまとめてみます。
1.弔問向けトップス
何はともあれ、まずはトップスです。
最初「お悔やみなので黒」と思ったのですが、黒のトップスはお葬式をダイレクトに連想するため、お通夜前の弔問ではグレーが妥当だと思いました。
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私がお悔やみ用に購入したのは、ハニーズのこちらのグレーのニットです。暗すぎず明るすぎないちょうどいい色合いです。
襟ぐりがせまいクルーネックなので、ヒートテックがチラ見えしません。素材は綿とナイロンで、春、秋、冬の3シーズン着れます。
ユニクロであれば、イチオシは「ソフトニットフリースクルーネックT(長袖)」の「03GRAY」です。
ユニクロのこちらも暗すぎず明るすぎずの絶妙な色合いのグレーです。なめらかなフリース素材でパッと見はニットのように見えるので、お悔やみの場にも失礼になりません。
ややゆったりめのサイズ感で、襟の開きがやや広く感じました。インナーがちょっと見えてしまう可能性があるので、個人的にはジャストサイズか1サイズ小さめがおすすめです。
2.弔問向けボトム
お悔やみの時に最適なボトムは、黒のロングパンツです。
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故人様が安置されている場所は、ご自宅や安置所などケースバイケースだと思いますが、住宅事情によっては階段を上ったり足元が悪い場所を移動する時もあるので、長ズボンが妥当です。
ズボンのシルエットは、スキニーかストレートが足さばきがいいです。ワイドパンツは、足元がバッサバサして短時間で移動する弔問の場では邪魔です。
ズボンの色は黒をはいておけば間違いないと思います。トップスがグレーなので、ズボンが黒でも喪服っぽい印象は薄まります。
3.弔問向けの靴
お悔やみの時の靴は、シンプルな黒のパンプスやローファーがあたりが妥当だと思います。
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歩きやすさではスニーカーが勝りますが、お悔やみの場にはちょっとカジュアルすぎるかもしれません。装飾の無い黒のスリッポンであれば、ギリギリ大丈夫でしょうか…。
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4.弔問向けのアウター
お悔やみ時のアウターも、やはりシンプルなグレーや紺あたりが妥当だと思います。冬場ならウールのコート、春秋であればカーディガンやジャケットが妥当ですかね。
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ユニクロだと、ダブルフェイスショートコートのグレーが、余計な装飾が無くお悔やみの場面に向いていると思います👇
もういっちょユニクロでカーディガンを選ぶなら、やはり鉄板のUVクルーネックカーディガンですねー👇
ボタンも同色なので、目立たなくてgoodです。
余談ですが、私が社会人になった時は、お葬式用のバッグと一緒に黒のエプロンを用意するのが常識でした。ですが、徐々に家族葬を中心とした規模の小さいお葬式がスタンダードになってきており、よほど近い身内でもない限りエプロンを付けて遺族のお手伝いをする場面には遭遇したことがありません。
もし、お手伝いする事があるならば、今ならエプロンではなく動きやすいダウンベストなどを持っている方が実用的だと思います。
ユニクロのウルトラライトダウンであれば、収納袋に入れてコンパクトサイズになるので、バッグの中に入れておくと便利ですね。色は、黒や紺あたりが無難だと思います👇
5.弔問向けのバッグ
盲点だったのが、弔問時に持っていくバッグです。
お悔やみで急いで駆けつけるので、普段使いのバッグでもいいのかもしれませんが、念のため装飾が無く金具の色が目立たない黒系のバッグは持っておいた方が安心かもしれませんね。
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シンプルなバッグって簡単に見つかりそうなんですけど、金具が金色だったり余計なロゴが入っていたりするバッグが多いんですよねー。
個人的には脱いだアウターやマフラーなど入れたり、お手伝いを頼まれた時に動きやすいようダウンベスト等を入れておくために大きめのトートタイプのバッグがあると重宝すると思います。
もしくは、バッグの中に折りたたみのエコバッグを入れておくのもいいですね。お悔やみの場なので、念のため色は黒やグレーあたりが良いと思います。
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トップス、ボトム、靴、アウター、バッグ。
今のところ思いつくのは、この5つです。また、思いついたら追記したいと思います。
【追記】実際にお悔やみの服装を組んでみました
いざとなると忘れそうなので、今、手元にある服&アイテムで、お悔やみの時の服装をいくつかコーディネートしてみました。
季節:春、夏、秋
グレーのニットに、シンプルな黒パンツ&黒パンプスのコーディネート。
バッグは、一旦手持ちのブラウンを合わせてみましたが、こちらもやはり黒で統一した方がよさそうですね。
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季節:春、秋
最初のコーディネートに、紺のクルーネックカーディガンを重ね着したコーディネート。肌寒い日は、ノーカラージャケットを着る予定です。
季節:冬
最初のコーディネートに、紺のウールコートを合わせたコーディネート。マフラーを合わせるのなら、無地のグレーが良さそうです。
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こちらのコーディネートも、また改善していきたいと思います。